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北山川

Update:2000/1/9

北山川は熊野川の主な源流のひとつ。特にホワイトウォーター・パドラーが北山川と言う場合は、田戸より上流の急流区間を指している。小森ダムの下流オトノリ(音乗)から小松をへて瀞八丁の入り口にあたる田戸までの約10kmは、カヌー(or ラフト or いかだ下り)でしか近づくことのできない秘境なのだ。

撮影:98/8/1

奥瀞公園 奥瀞公園・いかだセンター
北山川下りの基地。
小森ダムのダム湖畔にあり、温泉、レストラン、お土産屋さんあり。キャンプも可(有料)。きれいなバンガローもある。いかだ下りの受け付けもここ。
ここで集合して、カヌーを積み替えてオトノリへ移動。オトノリまではクルマで10分ほど。小森ダム横のトンネルをくぐるとまもなくオトノリ。艇と装備を下ろしたら、クルマは小松のいかだ公園へ移動。小松からオトノリまでは、がんばって20分ほど歩いて戻る。(最近、オトノリに駐車場ができて、歩かなくてもよくなったらしい) いかだ下りの客を運ぶバスが通るので、通行を妨げないよう注意したい。

ダムの放水
オトノリから小松までは小森ダムの放水がないと川下りは不可能。小森ダムは観光いかだ下りのために放水してくれるので、カヌーが下れるのも、観光いかだ下りの運行している日のみとなる。観光いかだは、5月3日の川開きから毎週末運行している。夏休み中は他の曜日にも運行しているので確認しよう。

北山川は体力が必要
オトノリも小松も田戸も川から道路までかなりの高度がある。カヌーを担いで上り下りするのは結構きつい。

北山川は途中下車不可?
オトノリ、小松、田戸の区間では、この三ヶ所以外に川へのエントリーポイントは無い。したがって、ツーリング中に何か起きても、なんとか次のポイントまで下らなければなりません。十分注意して、計画を立ててください。

オトノリ(音乗)
 オトノリの瀬は3つの瀬が連続している。1段目が一番長く落差もあり、2段目、3段目と下るほど小さくなる。右岸の岩場を歩いて下見できる。瀬の手前は大きな瀞場なので、ここでロールの練習などウォーミング・アップしておくといいだろう。
オトノリ
オトノリを上流から見る

オトノリ
オトノリをラフトが下る
オトノリ
オトノリの三段目でサーフィン


瀞場
オトノリから下流はしばらく瀞場が続く。渓谷美満点。

上滝
この区間最大のイベントが上滝の瀬。岩盤の裂け目を下るような瀬で、真っ白に泡立つホワイトウオーターです。上流からは瀬の様子が見えないので、初めての時はスカウティングしましょう。右岸からポーテージできますが、足元はちょっと悪いです。
エイヤっと下ってしまうだけで、瀬遊びをするようなポイントはありません。
写真がないのが残念。

小松 小松のサーフィンポイント
小松の釣り橋が見えたころに現れる瀬。左岸よりの落ち込みがサーフィンポイント。

小松・いかだ公園 小松のいかだ公園
イカダ下りのゴール地点で、商業ラフトの基地にもなっている。以前はキャンプもできたが、現在は禁止になっているとか。



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